富山県黒部市宇奈月町下立の下立神社に伝わる左義長「おんづろ、こんづろ」が17日、同神社であり、地元住民が書き初めや正月の縁起物を燃やし、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願った。

 地元児童を代表し、此川季里さん(宇奈月小学校6年)と山口旺乃(おうだい)さん(同)が、江戸時代に始まったとされる行事の由来を紹介。炎で舞い上がる書き初めが飛び立つ大ヅルや小ヅルに見えたことから名付けられたと説明した。安穏無事を願って左義長の炎で餅を焼いて食べることに触れ、「1年間健康で過ごしましょう」と呼びかけた。

 高さ約6メートルの竹のやぐらに、橋爪理桜さん(同)がご神火を運んだ。児童5人がたいまつでやぐらに火を付けると、「バン、バン」と大きな音と火柱が上がっていた。