浄土真宗の宗祖、親鸞(しんらん)聖人の遺徳をしのぶ法要「御正忌(ごしょうき)報恩講」が15日、富山県高岡市伏木古国府の国宝勝興寺で始まった。「デカローソク」として親しまれる本堂の大ろうそくに火がともされた。16日まで。

 ろうそくは2本あり、高さ約1・8メートル、燭台(しょくだい)を含めると約3メートル。報恩講に合わせて火が付けられる。先月亡くなった土山照愼(しょうしん)住職に代わり、次男で同寺衆徒(しゅと)の真蓮(しんれん)さん(42)が読経し、門信徒らが手を合わせた。法話は教願寺(同市)の岡西法英住職が行い、土山住職とのエピソードも語った。

 16日は午前10時から読経と法話を行う。

 勝興寺は浄土真宗本願寺派の寺院で、1471年に南砺市福光地域で開かれた土山御坊が始まりとされる。法要は、本願寺派が親鸞の命日とする1月16日に合わせて毎年実施している。