飛騨市ふるさと納税では、新たに『山之村地区[北ノ俣岳・天蓋山・深洞(ふかど)湿原]登山道整備プロジェクト』のメニューを追加し、支援と保全の仲間を募っています。
岐阜県飛騨市(市長:都竹淳也)では、新たなふるさと納税の使い道として「山之村地区[北ノ俣岳・天蓋山・深洞(ふかど)湿原]登山道整備プロジェクト」を追加し、全国の皆さまからのご寄附により、登山道や木道の補修・整備、標識やベンチなどの更新、自然環境を守るための保全活動といった取組みを推進し、「安全で、また来たくなる登山フィールド」を未来へ引き継いでいきます。

北ノ俣岳・天蓋山・深洞湿原の概要
飛騨市神岡町山之村地区には、原生的な湿原が広がる深洞湿原、北アルプスの稜線と高層湿原帯が魅力の北ノ俣岳、家族で楽しめる里山として親しまれる天蓋山など、個性豊かな3つの自然フィールドがあります。これらの山や湿原は、四季折々に姿を変えながら、多くの登山者や親子連れを迎えてきた飛騨市の大切な宝物です。飛騨市の魅力を引き出す貴重な観光資源として、年間2,000人規模の誘客を実現しています。
■北ノ俣岳(きたのまただけ)

北ノ俣岳は、山之村地区に位置する標高2,401mの山で、北アルプスの主稜線に連なる登山道の一部を成しています。山頂からは360度の大展望が広がり、登山者に絶景を提供します。
■天蓋山(てんがいさん)

天蓋山は、標高1,525mの山で、登山者からは「北アルプスの展望台」とも称されています。豊かなブナ林や高山植物が見られ、四季折々の美しい景色が堪能できます。
■深洞湿原(ふかどしつげん)

深洞湿原は、山之村の自然豊かな湿地帯で、トウヒ、クロベ等の針葉樹林、ミズナラやトチノキの巨樹、 ブナの原生林が広がる森です。立ち向かっている木々の造形美、季節ごとに変化するその壮大な美しさと力強さが魅力です。
山岳観光の振興と基盤整備の両立~老朽化した登山道・木道の現状と課題
地域の大切な財産であるこれらの山域は、豊かな自然が魅力的である一方、長年の風雪や利用により登山道や木道の老朽化が進み、安全な利用が難しくなっています。崩れかけた木道や登山道の洗掘、笹薮の繁茂など、自然環境と登山者の安全が脅かされています。これを放置すると、貴重な湿原や森林環境そのものが失われ、地域の生態系維持や登山者が危険にさらされるなど、大きな影響を及ぼします。

飛騨の山岳を守り抜く。安全な道を取り戻すための挑戦
長年の風雪や利用により、登山道や木道の老朽化・崩落が進み、案内標識の劣化も相まって、誰もが安全に楽しめる状態を維持することが年々難しくなっています。私たちはこの状況を重く受け止めていますが、広大なフィールドを維持・整備し続けるには、行政や地域住民だけの力では、資金面でも、人手の面でも、すでに限界を迎えています。
この美しい山々をこれからも安全に歩き続けるためには、「活動を支える確かな資金」と、「保全を共に行う仲間(人)」の両輪が欠かせません。
今回、市では、ふるさと納税の使い道に追加。共感していただいた皆さまからいただくご寄附は、登山道の補修や標識・ベンチの更新といった「道づくり」の費用としてだけでなく、地域住民と登山ファンが手を取り合って活動する「保全イベント」の運営など、「人を育て、道を守る活動」に大切に活用させていただきます。

全国からの登山愛好家の皆さん

登山道の整備
ふるさと納税での「共感」と「応援」が、飛騨市の力になる

市では、「日本一ふるさと納税して良かったと思っていただける自治体」を目指しており、飛騨市ふるさと納税では3つのお約束をしています。
1.ふるさと納税の寄附金は、「市民の声を取り入れた血の通った事業」に活用します
2.寄附者の方々の想いを取り入れます
3.寄附の使い道を明確に報告します
特に寄附金の使い道にはこだわりがあり、使い道メニューは、汎用目的のものだけではなく、寄附者がどんな事業に使われるのかわかりやすく伝わるようにより具体的な事業を取り上げています。
飛騨市ふるさと納税使い道メニュー
・地域振興・観光・まちづくり・防災に関する事業
・福祉・子育て支援、生きづらさや困難を抱える人たちへの支援に関する事業
・教育・文化・芸術・環境保全に関する事業
・飛騨市こどものこころクリニックの運営に関する事業
・東京大学 宇宙線研究所との連携推進事業
・レールマウンテンバイクガッタン・ゴーによる地域振興事業
・飛騨市オリジナル映画ドラマ制作プロジェクト
・飛騨市を舞台とした若手音楽家・芸術家の育成プロジェクト
・飛騨市の子どもたちを大きく育む!ドリームプロジェクト
・飛騨みやがわ考古民俗館の茅葺き民家を保存・活用する事業
・飛騨市民病院による地域医療を支える人づくりに関する事業
・飛騨市で開催する関西中学生ラグビーフットボール大会への支援に関する事業
・東北大学宇宙素粒子研究連携事業
・飛騨市での私立大学立地への支援
・飛騨の子供たちをスポーツで元気に
・鉱山資料館のリニューアルを目指して
・先駆的なこどもまんなか支援の実践
・飛騨神岡高校の応援で地域を元気に
・(NEW!)山之村地区[北ノ俣岳・天蓋山・深洞(ふかど)湿原]登山道整備プロジェクト
・飛騨森のスイーツ開発プロジェクト
・未来へつなぐHIDAミルクPJ
・飛騨の想い醸す一杯で世界
登山愛好家や関係人口を巻き込んだ保全活動の拡大へ
飛騨市では、ふるさと納税をきっかけに地域と深くつながる「関係人口」の拡大に取り組んでいます。寄附者の皆様の共感に応えるため、使い道メニューの充実と、透明性の高い活動報告を徹底しています。
今回のプロジェクトでは、寄附そのものを「自然保護への参加」の第一歩と捉えています。ご支援いただいた寄附金で現地での保全活動をさらに充実させることで、実際に現地を訪れ活動に関わる機会を増やし、飛騨市への愛着を育む「良い循環」を生み出したいと考えています。
活動の報告を通じて、寄附者の皆様に「自分も飛騨の山の守り手である」という実感を持ち続けていただき、地域と共に歩む主体的なパートナーとして、息の長い関係を築いていくことを目指します。

担当者からのメッセージ

神岡振興事務所 地域振興課長 麻生貴秀市では、地域の活動団体と共に、豊かな自然環境を守り、持続可能な森林・湿原・登山道の管理体制を確立していきます。私たちは、行政、地域住民、飛騨市に心を寄せてくださる方々、そして訪れる登山者が協力し、安全で魅力的な登山環境を提供することで、この美しい自然を次世代へとつなげていきます。
ボランティアや地域住民との連携を深め、イベントを通じて地域振興と自然保護を両立させ、地域全体が誇りに思える自然環境の保全活動を推進していきたいと考えています。
「また来たい」と思える安全な登山道を、私たちと一緒につくりませんか?山を愛する皆さんの力強いご支援をお願いいたします。
飛騨市ふるさと納税受付サイト
岐阜県飛騨市
飛騨市は、人口約21,500人の小さな市で、周囲を北アルプスなどの山々に囲まれ、総面積の約94%を森林が占めるなど豊かな自然に恵まれたまちです。また、豊富な自然資源のほか、ユネスコ無形文化遺産である古川祭・起し太鼓、ノーベル物理学賞の受賞に寄与した「スーパーカミオカンデ」を始めとする宇宙物理学研究施設、大ヒットアニメ映画「君の名は。」のモデル地となった田舎町の風景など、多彩で個性豊かな地域資源の宝庫です。
飛騨市公式サイト https://www.city.hida.gifu.jp/
飛騨市ふるさと納税特設サイト https://www.city.hida.gifu.jp/site/furusato-nozei/
PRTIMES飛騨市ページ https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/120394
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