人気アニメ『ワンピース』の新情報が21日、千葉・幕張メッセで開催された『ジャンプフェスタ』内のステージイベントで発表された。原作者・尾田栄一郎氏からの手紙が公開され、新作アニメ映画について言及された。
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手紙では実写ドラマや原作についての制作状況に触れながら、新情報が一切発表されていない新作アニメ映画について言及され、「アニメ映画の方は、言っていいとは言われてませんが!これは順調とは言えないです!」と告白。
続けて「でもこれで、言いやがった急げ!!ってなるかも笑 かなり皆さんが興味あるだろう。というネタです 超気長に待っててください」と伝えた。
この日のイベントでは、テレビアニメ『ONE PIECE』エルバフ編が、2026年4月5日よりフジテレビ系で放送されることが発表。さらに、ミニアニメ『CHOPPER's』が来年1月5日よりフジテレビ『めざましテレビ』内で毎週月曜午前7時36分から放送されることや、実写ドラマ『ONE PIECE』シーズン2「INTO THE GRANDLINE」のチョッパーの日本語吹き替え版はアニメ版と同じく大谷育江が担当することなどが発表された。
『ONE PIECE』は、1997年7月22日より『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートし、伝説の海賊王・ゴール・D・ロジャーが残した“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”をめぐる海洋冒険ロマン。悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べゴム人間となり、体がゴムのように伸びる特殊な能力を持った主人公の少年モンキー・D・ルフィが、仲間を集め海賊「麦わらの一味」を結成し、海賊王を目指す壮大なストーリー。
コミックスの全世界累計発行部数は5億1000万部を突破している人気作で、テレビアニメが1999年より放送中。2022年に公開された劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』は国内興行収入203.4億円を突破するなど社会現象化し、2023年にはNetflixで実写ドラマ化された。