全国の高校生らが新規事業のアイデアを競う「ビジネスプラン・グランプリ」で、県内から富山高専射水キャンパスと高岡高校の2チームが「ベスト100」を受賞した。16日は主催者の日本政策金融公庫による表彰式が各校で行われた。

 ベスト100に選ばれた富山高専射水キャンパスのチームは、3年生の女子4人による「pays」で、メンバーは黒田瑚子さん、松永彩さん、島杏彩さん、金子育千さん。特別なスキルを持つ学生と企業をマッチングさせる実践型インターンシップのあっせんサービスを発表した。

 高岡高は、1年生の竹ノ山麟太郎さんと谷杉太志さんのチーム「高チキ骨あり」。漫画を描く技術を持つ人と、アイデアを持つ人が協力し合って作品を生み出すオンラインサービスを考案した。

 16日に各校で行われた表彰式は出席した生徒に、同公庫高岡支店の野上敏充支店長から表彰状とメダルが贈られた。

 コンテストは毎年開催し、今年は全国639校から5640件の応募があった。県内は7校の計20件だった。