俳優の福士蒼汰、福原遥、行定勲監督が9日、都内で行われた映画『楓』(19日全国公開)生歌唱付き特別試写会に登壇。行定監督が、本作の原案となった「楓」の生みの親であるスピッツとのエピソードを明かした。
【写真】にやにや⋯うれしそうにクリスマスデートを妄想する福士蒼汰と見守る福原遥
スピッツとの対面について、行定監督は「人見知りな方で、僕も人見知りになってしまって。偉大なバンドなので、全員に並ばれると、『ありがとうございます』くらいしか言えなくて、お互いに」と苦笑い。感想は伝え聞いたといい、「30年前の自分にこれ映画になるんだよって言ってあげたい、って草野さんが言っていたみたいで。すごい美しい映画だったって言ってもらえたことはちょっとホッとしています」と吐露した。
本作は、スピッツ「楓」を原案にしたラブストーリー。事故で双子の弟を失った涼(福士)は、弟の恋人・亜子(福原)に弟と間違えられたまま恋人として過ごす。しかし亜子もまた“秘密”を抱えていた。真実を言えないまま惹かれあってしまう2人の運命が交差する。
ほかに、劇中歌アーティストの十明が登壇。MCは、伊藤さとりが務めた。