俳優の松谷鷹也(31)が9日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1:00)に出演。自身の高校時代に1学年下で現在メジャーリーグで活躍する大谷翔平(31)と地方大会で対戦したことについて明かした。
【写真】『栄光のバックホーム』で母役の鈴木京香と共に甲子園のマウンドに立つ松谷鷹也
元阪神タイガースの故・横田慎太郎選手の人生を描いた映画『栄光のバックホーム』(公開中)で横田選手の役を演じていることで注目を集めている松谷。父がプロ野球選手ということもあり兄と一緒に「記憶がない頃から」野球をやっていたといい、「ひたすらプロ野球選手に憧れて野球をする日々」だったとのこと。
父については「ノックがめちゃくちゃ打球が速くて、同級生からドン引きされるくらいの打球を打ってくる」など「わりとスパルタ」だったと振り返り、その理由については自身もプロ野球選手になりたいと父に話したことでしっかり教えてくれたのだと思う、と語った。
高校時代は学法福島に進学し、投手として東北大会で当時花巻東の大谷と対戦。実際に打者として打席に立った際「低めのボール球だと思って余裕で見送ったんですよ。そしたら審判がストライク!って言ったんで。電光掲示板を見たんですよ。そしたら145キロ出てて。僕が今まで対戦した中で一番いいピッチャーだったなと思って。それが大谷選手でした」と当時を振り返った。しかし試合については「一応、僕たちのチームが勝ちました」「うれしかったです」と笑いながら明かした。
また当時の大谷はまだそれほど有名ではなかったといい「今思うととんでもない選手なので、対戦できたのはすごく嬉しい」と恐れ多い様子で語った。
同番組ではそのほか、松谷が野球を断念し俳優を目指したきっかけや、生前の横田選手との交流についてなどを語り、映画で共演した高橋克典(61)からのビデオメッセージには「めちゃくちゃうれしいです」と笑顔を見せていた。