長年、斬られ役を演じてきた富山県黒部市出身の俳優、峰蘭太郎さんのトークショー&東映剣会殺陣ステージが6日、同市コミュニティセンターで行われた。峰さんは幼少期の思い出や時代劇の魅力などを語り、来場した約200人を楽しませた。
峰さんは小学2年生まで同市生地で過ごした。チャンバラ遊びのほか、「いろんな人の家にお邪魔して夕飯を食べたりした」とエピソードを紹介。「温かい人が多いという記憶がずっとある」と振り返った。
出演した映画「侍タイムスリッパー」は、日本アカデミー賞で最優秀作品賞に選ばれた。今後について「時代劇は夢のある世界。まだまだ皆さんに届けていきたい」と意気込んだ。
ステージショーもあり、峰さんは基本の構えや斬り方を来場者に伝授した。イベントはみらーれTVの公開収録として開かれた。