鳥獣類の狩猟が15日、富山県内で解禁され、銃器を持ったハンターたちが河川敷や野山に繰り出して獲物を追った。狩猟期間は来年2月15日まで。農作物の被害を防ぐために捕獲を強化しているイノシシやニホンジカは同3月31日まで。県内でクマによる人身被害が発生していることを踏まえ、県は十分に警戒するよう呼びかけている。
午前6時29分の日の出とともに狩猟が解禁された。富山市町袋周辺の常願寺川左岸では、ハンターが河川敷の草むらに分け入り、キジやカモなどを狙った。
大阪府羽曳野市の自営業、塚本典世さん(47)は、富山県内で目撃情報が後を絶たないクマの存在に危機感を示し「出くわしたらと思うと怖い。安全第一で狩りたい」と話した。
対象になるのは鳥類26種、獣類20種の計46種。県自然保護課によると、ヤマドリやタヌキといった主な狩猟鳥獣の生息状況は「平年並み」で、ニホンジカは「良い」となっている。
狩猟者登録数(11月12日時点)は、網やわなを使う方法などを合わせ、昨年度より18件多い1136件。