2025年11月2日(日)長野市権堂イーストプラザ周辺にて開催
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全18チームが、制限時間の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2025 長野県大会』を11月2日(日)に開催いたしました。
世界的に深刻化する海洋ごみの約8割は、陸(まち)から流出しているとされています。生活者一人ひとりが意識を持ち、行動に移すことが解決への大きな一歩となります。スポGOMI甲子園は、私たちの生活と海洋ごみ問題のつながりに気づくきっかけとなることを目指して開催しております。11月30日(日)に開催するスポGOMI甲子園全国大会は、未来を担う高校生たちが「高校生スポーツごみ拾い日本一!」を決める大会に位置付けられ、各県予選を勝ち進んだチームが出場します。

イベント概要
・日程:2025年11月2日(日)10時00分~12時30分
・開催場所:長野市権堂イーストプラザ広場(〒380-0833 長野市鶴賀権堂町2201-20)
・参加人数:1チーム3名×18チーム=53人(うち、2名チームが1組)
・主催:一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
・運営:海と日本プロジェクトin長野
・共催:日本財団
優勝は上田千曲高校「ヨッシーズ」!1時間で拾ったごみの総量は約12kg!
過去最多の18チームが参加した長野県大会。熱戦を制したのは上田千曲高校「ヨッシーズ」チームでした。「ヨッシーズ」チームは、駐車場や敷地の境界などに落ちていた空き缶やペットボトル、吸い殻を丁寧に拾い集め、途中でごみ袋を追加。約12kgものごみを集めて優勝しました。
ごみ拾いのパフォーマンスを上げる「オリジナルアイテム」を使ったのは2チーム。そのうち、ごみ削減を訴えるイラスト付きのごみ袋をつるすアイテムを使用した第一学院高校・長野キャンパス「YUME」チームがオリジナルアイテム賞を受賞しました。


長野県大会で集められたごみの総量は約61kg
競技が行われたエリアは県内有数の繁華街・権堂地区を含み、飲食店が集中しています。路上にはたばこの吸い殻が多く、人目につきにくい駐車場脇には空き缶やペットボトルが捨てられていました。前日まで雨が降ったこともあり、傘のごみも多く、集めたごみの総量は約61kgになりました。ポイ捨ての実態を目の当たりにした高校生たち。競技を楽しみながらも、マナーや分別の必要性を痛感した一日となりました。


優勝した上田千曲高校「ヨッシーズ」のコメント
「まちは一見きれいですが、意識して見て回ると、たくさんのごみが落ちていることに気づきました。特にパーキングエリアの外側にまとまって捨てられていて、ごみ箱にちゃんと捨ててほしいと思いました。プラごみは海に流れ出ると影響が大きいごみなので、分別も心掛けたいと思いました。全国大会は長野県代表として、全力でごみを拾いまくりたいです」。
<団体概要>
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
ごみ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらごみを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までごみを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすいまちづくりに貢献します。また、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に寄与することを目的としております。
https://www.spogomi.or.jp/

一般社団法人 海と日本プロジェクトin長野
海なし県の信州。昔から海に対する信州人の想いは強く、海から届く塩や海産物を大切にしてきました。それは今も食文化として根付いています。また北アルプスなどを水源とする8つの水系の原流域で、信州の山・森と海は密接に関係しており、海の課題は決して他人事ではありません。「海と日本プロジェクトin長野」は、信州と海のつながりや海の課題を、広く県民に周知し、行動を促す活動をしています。
https://nagano.uminohi.jp/

■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/
※「スポGOMI甲子園」は、日本財団の助成事業です。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ