富山市人権フォーラムが14日、富山県富山市八尾町井田の八尾コミュニティセンターで開かれ、国際大グローバル・コミュニケーション・センターの山口真一准教授が「インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷~正義を振りかざす『極端な人』の正体~」と題して講演した。
山口准教授は社会情報学が専門で、ソーシャルメディア、ネット炎上、フェイクニュースなどの研究を行っている。
講演では、誰もが自由に情報発信できる「人類総メディア時代」にあって、交流サイト(SNS)は人権侵害など重大なリスクがあると指摘。子どもの頃からのメディア情報リテラシー教育や他者を尊重して自分も尊重することの重要性を呼びかけた。
市教委が主催し、約100人が聞き入った。