株式会社ネコリパブリック
ネコリパブリックは、岐阜市と協力し、持続可能な保護猫活動の実現をするために「TNR・保護・譲渡・看取りまでワンストップで最前線でいのちをつなぐ本気の保護猫プロジェクト」に挑戦します。

一般社団法人ネコリパブリック(所在地:岐阜県岐阜市正木、代表理事:河瀬麻花)は、ふるさと納税を活用し岐阜市の「猫の殺処分ゼロ」を“本当のゼロ”そしてその後もゼロを守るために、本気の保護猫プロジェクトを展開。
TNRから保護・医療・飼育育成・譲渡までをワンストップで一貫して担い、自ら命の最前線の現場で素早く動ける体制を整えます。不妊手術専門病院の設置や負傷猫・乳飲み子のサポートも同時に進め、地域全体で猫と人が共生できる未来を岐阜市から実現します。

この取り組みの実現を目指し、現在クラウドファンディングを実施中(~2026年1月31日まで)です。
プロジェクトページ:https://www.furusato-tax.jp/gcf/4615



TNR・保護・譲渡・看取りまで最前線でいのちをつなぐ本気の保護猫プロジェクト

あと少しで命が消えそうな猫・怪我をして動けなくなっている猫・生まれたばかりのへその緒がついたまま段ボールに入れられた子猫
そんな猫たちと出会ったとき、誰もがすぐに保護に動けることは少なく、そしてどこに相談していいのかも分からない。そうする間に消えていく命…
そして、保健所に持ち込まれ、殺処分対象になってしまう猫たち。

ネコリパブリックは、過去3年間岐阜市のクラウドファンディング型ふるさと納税制度を活用して集めた資金で、そんな“行き場のない命”や“救わなければならない命”に命の現場の最前線で尊い命を救うために向き合ってきました。
そして、さらに保健所に持ち込まれる猫を減らすための大規模なTNR活動も独自で行い、まさに、TNR(蛇口) 保護(受け皿) 譲渡(出口) 看取りまでワンストップで、保護猫活動に向き合っています。
その結果、岐阜市では「殺処分ゼロ」の実現が近づきつつあります。






実際に、保健所へ持ち込まれる、あるいは保護相談でやってくる「行き場のない猫」の多くを、私たちネコリパブリックがレスキューしてきました。
しかしながら、これはあくまでも「出口対策」にすぎません。

新たに殺されるだけに生まれる命、死んでいくために生まれる不幸な命の連鎖を止め、保健所に持ち込まれる猫の数を減らさなければ、このゼロは達成できないのです。

ネコリパ流TNRに本気で取り組む「仕組み」を

2024年、ネコリパブリックはクラウドファンディング型ふるさと納税の力を使って、4月から9月の間に既に300匹を超える猫たちに不妊手術を実施しています。
ただのTNR(捕獲・手術・リターン)ではありません。地域密着型・フルスケールのTNR「ネコリパ流TNR」です。


● 情報が入ればまずは現地リサーチ
スタッフやボランティアさんが現地を歩いて、地域の方々にお声がけをして情報を集める
●餌やりさんとの対話・協力
餌やりさんを探し、何度も対話し、協力体制をつくる
● 地域全体の把握と作戦立案
TNRエリアを決定し、そのエリアにはすべてのお家に、ネコリパブリックのTNR活動へのご協力のチラシと情報提供依頼のチラシをポスティング。
● 猫の個体の事前確認
何匹TNRをしなければいけないのか?どの時間帯に餌場にやってくるのか?
カメラなどを活用し綿密に頭数把握を行います。





● 捕獲決行日を決定
TNR実行についてのチラシを再度ポスティングします。
餌やりさんへは餌やりの休止の依頼。協力者と敷地内に捕獲器設置の許可をとります

さらに、その後の継続的なフォローとして
● 全頭捕獲を目指して一気にトラップ・提携病院にて手術
● 術後1日は必ず体調確認をして、もといた場所へリターン
● このとき、怪我をしている、体調が心配、子猫で小さすぎて手術ができない子達はネコリパで保護
● TNR終了後は、エリア全戸にTNR完了のチラシを配布
● 耳カットのない猫を見かけたら連絡をいただけるよう、地域と継続的につながりを保つ



リサーチから始まり、捕獲、手術、リターン、その後の見守りまですべてをワンストップで、無償で行う。それが「ネコリパ流TNR」です。

ネコリパブリックは、このTNR活動をしなければいけない地域課題に対して、“ボランティアさん任せではなく、組織が責任を持って取り組む”という姿勢で挑んでいます。そして、それを支えるのが、今回のクラウドファンディング型ふるさと納税です。

目標金額を達成することができたら、不妊手術専門の動物病院を新たに設置

今回、クラウドファンディング型ふるさと納税の目標金額を達成することができたら、岐阜市内のネコリパブリックのシェルターに不妊手術専門の動物病院を新たに設置します。



● 月1回2日から3日程度の外部専門獣医師による集中手術 → 段階的に手術日は増やしていく。
● 多頭飼育崩壊案件への緊急対応
● ネコリパブリックのTNRをワンストップで完了できる仕組み作り
● 保健所に持ち込まれる子猫の削減にも貢献

この病院がシェルター内にできれば、ネコリパブリック自身で不妊手術することができ、今まで以上に猫を救うことができます。
ネコリパブリックが目指すのは、TNR(野良猫の不妊手術)から医療・飼育・譲渡、そして譲渡できない子は看取りまで、猫の命に関わるすべての段階を「社会全体で支えるインフラ」を作ること。



この「いのちつなぐ本気の保護猫プロジェクト」は、TNRや不妊手術病院の整備だけではなく、同時に、
● 怪我や病気の猫たちへの医療体制の強化
● 生まれたばかりの乳飲み子や子猫への24時間飼育体制の維持
● 譲渡会や常設譲渡スペースの運営など、「命の出口」を支える仕組み
● 最期の日々をおくる老猫や病気の猫を看取るためのホスピス運営
など、猫の命の入口から出口までを、まるごと守る包括的な取り組みを行うプロジェクトです。

「仕組み」があれば、眼の前の命を救うことができるのです。
ひとりひとりの寄附が、1匹の命を、まちを、そして未来を変える一歩になります。

クラウドファンディング概要

プラットフォーム:ふるさとチョイスGCF
目標金額:48,000,000円
期間:2025年11月3日~2026年1月31日(90日間)
URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/4615

<寄附金の使いみち>
不妊手術専門病院設立・運営費
子猫・乳飲み子の育成費
譲渡イベントボランティア謝礼
譲渡会運営費
譲渡会会場費
広報・啓発活動費
ふるさと納税返礼品
などに活用させていただきます。

※目標金額に達しなかった場合、また目標金額以上の寄附をいただいた場合でも、すべて当プロジェクトに活用させていただきます。

※メディアの皆さまへ
助けたいのに助けられない。目の前にいるのに、何もできない。そんな無力感を、多くの人たちが経験をしているかもしれません。でも、「仕組み」があれば、眼の前の命を救うことができるのです。
どうか、岐阜市から始まるこの挑戦を、一緒に育ててください。ぜひご取材・ご紹介をお願いいたします。

<参考URL>
■クラウドファンディングページはこちら(ふるさとチョイスGCF)
https://www.furusato-tax.jp/gcf/4615

■ネコリパブリック公式HP
https://www.neco-republic.jp/

■非営利保護猫シェルター「ちびびの森」
https://www.neco-republic.jp/shop/chibibinomori/
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