児童が「はたらく車」を見たり触れたりしてその役割や仕組みを学ぶ出前授業が13日、富山県上市町横法音寺の上市中央小学校で開かれた。1年生33人が建設機械に試乗し、楽しみながら理解を深めた。
上市建設業協会青年部会(伊東良朗会長)が企画。1年生は国語で複数の自動車の説明を比べながら言語表現を学ぶ「じどう車くらべ」の授業を受けており、より充実した学びにつなげようと実施した。
伊東会長が「建設業はみんなの暮らしを支える道路や橋、川を直したり、造ったりしている」とあいさつ。会員がミキサー車やショベルカー、ユニック車などの特徴を説明した。
グラウンドには7種類8台の重機や車両が集結。児童は実際に動く様子も見学し、歓声を上げた。試乗体験では運転席に座り、仕組みなどを興味深そうに尋ねていた。青年部会は今後も同様の体験会を続けるという。