「緊急銃猟」の発令を想定した富山県魚津市の訓練が13日、同市三ケの早月川河川敷周辺で行われ、市職員と市有害鳥獣対策実施隊員、魚津署員ら約30人が対応と連携を確認した。

 河川敷右岸の茂みにクマがいると想定。市職員が署員と安全確認を行った上で、同隊員に無線を使って緊急銃猟を委託した。廣田正利副隊長(67)は「実際の現場は何が起きるか分からないが、多くの隊員が流れや手順を把握できてよかった」と話した。

 座学では、市農林水産課の職員が緊急銃猟を実施する四つの要件を説明した。

 訓練はクマが市街地に現れた際、円滑に対応しようと初めて実施した。同市では今年、例年の2・5倍以上となる40件超の目撃・痕跡の情報が寄せられている。