富山県砺波市のチューリップ四季彩館の季節展示「冬の庭~クリスマス~」が7日、同館ワンダーガーデンで始まった。色鮮やかなポインセチアを中心に、高さ5メートルのクリスマスツリーなどで一足早いクリスマスムードを華やかに演出している。12月26日まで。

 今回のテーマは「ヘリテージクリスマス」。赤色の「クリスマスナイト」や黄色の「レモンクリスマス」といった10品種350鉢のポインセチアや20品種以上のシクラメンを展示。抑制栽培で咲かせた赤と白のチューリップ「カナスタ」はサンタクロースをイメージした。

 雪の結晶やベル、金色のLEDライトで飾り付けたツリーや赤色のリボンが目を引くリースなどで会場を伝統的なクリスマスカラーで彩っている。同館の通路にはイルミネーションも設置する。担当者は「昼間は植物の輝き、夕方にはイルミネーションで光る雰囲気を楽しんでほしい」と話した。