住宅メーカーの「カナディアンホーム」(富山市経田)は、横断歩道での歩行者優先を呼びかけるテレビCMを自社制作し、29日に富山県警から感謝状を受けた。富山県は信号機のない横断歩道での車の一時停止率が昨夏の民間調査で全国最下位だったことを受け、社会貢献の一環として実施。11月1日から放映される。
CMは約15秒間のアニメーションで、横断歩道を渡ろうとする子どもたちの存在に気付いた車が止まる様子や、横断歩道があることを予告する「ダイヤマーク」の路面表示を紹介している。県警が監修した。
県警本部であった式典で、同社の印牧麻美社長(37)が「安全安心で、思いやりのある富山になることを願っている」とあいさつ。印牧宏政取締役(39)が高木正人県警本部長から感謝状を受け取った。