子どもの健やかな成長を願う七五三の儀式「碁盤の儀」が26日、富山県小矢部市西福町の福町神明宮で行われ、着物姿の女の子が碁盤の上から元気にジャンプした。
近くに住む東出靖司さん(38)と朝子さん(38)の娘、香澄ちゃん(3)が玉串をささげ、高さ約30センチの碁盤から飛んだ。大峯智之宮司は「優しい中にも折り目正しい立派なお子さんに育つことをお祈りする」とあいさつ。香澄ちゃんは「楽しかった」と話し、両親は「健康で丈夫な思いやりのある子に育ってほしい」と願った。
碁盤の儀は宮中に古くから伝わり、碁盤の目のように子どもたちが折り目正しく育つようにとの願いを込めている。