やまふじぶどう園(富山県富山市婦中町鶚谷(みさごだに))を運営するホーライサンワイナリー(同所、山藤智子社長)は22日、新酒ワインの瓶詰め作業を行った。今年は猛暑が幸いしてブドウの甘みが増し、ワインにもフレッシュな甘さが残っているという。11月1日から同園や県内外の酒販店などで販売する。

 9月中旬から「マスカットベーリーA」約12トン収穫し、約3500リットルを醸造した。22日は専用の機器によって鮮やかな赤色のワインが瓶に注がれ、従業員がラベルを貼っていった。山藤社長は「10年ぶりの良い出来。多くの方に楽しんでほしい」と話した。

 7500本限定で、昨年に続いて500ミリリットル瓶を販売する。問い合わせは同園、電話076(469)4539。