広く県民から募集したアイデア作品を一堂に披露する第63回県発明とくふう展が18日、富山市大手町の市民プラザで始まった。19日まで。
県発明協会(平野治親会長)が、子どもたちの発明に対する関心を高めようと毎年開催。今年は企業・一般と、児童生徒の2部に応募された全192点を展示している。
児童生徒の部で発明協会会長奨励賞を受賞した富山工業高校1年、宮本瑛斗さん、高田葉大さんの「ZOUSAN25」は、水道の蛇口に取り付ける自動水栓で、蛇口に触れなくても手をかざすだけでセンサーが感知して水が出る仕組み。清潔かつ節水にもつながるという。
会場では「第34回県未来の科学の夢絵画展」も併催し、小学生が描いた176点も壁面を飾っている。入場無料。北日本新聞社共催。