富山県射水市の大島地域で特産のヘチマの天日干し作業が行われている。17日は、白いカーテンのように並んだ実が秋風に揺れ、青空と美しいコントラストを描いていた。

 大島地域では同市中野の「へちま産業」が生産加工販売を手がけている。9~10月が収穫期で、皮を取ったヘチマをさおにつるして乾燥させる。瀧田秀成社長(60)は「今年は少雨の影響で収量は少ないが、サイズは例年並みに育った」と話していた。