上市署地域交通課の6人が29日、富山県上市町大岩の古刹(こさつ)、大岩山日石寺で滝行を行い、冷たい水に打たれながら交通安全を祈願した。署員は反射材を身に着けて臨み、夜間の事故防止のため着用徹底を訴えた。
秋の全国交通安全運動に合わせて企画。署員たちは交通安全のたすきやバンド型など3種類の反射材を装着し、六本滝に入ってじっと手を合わせた。
同署管内の死亡事故は昨年0件だったものの、今年は既に3人が亡くなっている。滝行を行った同課の志鷹英治課長代理は「悲惨な事故を1件でも減らしたいという願いを込めた」と語った。日没が早まる時期を迎え、反射材を身に着ける重要性も強調した。