富山県の黒部市内の幼稚園や小中学校で11日、「インド給食」が提供され、子どもたちが異国の食文化を黒部産の素材を使ったメニューでおいしく学んだ。

 2021年の東京五輪で同市がアーチェリー競技インド選手団のホストタウンになったことにちなむ取り組み。暑い中でも元気な体をつくってほしいという願いを込めた。

 市特産の丸いもや大豆、タマネギなどを使ったチキンカレーと、スパイスを加えた衣を付けた魚の天ぷら「パコラ」、パプリカやニンジンを使った赤いドレッシングのサラダを提供。桜井小学校では、児童が笑顔で給食を頬張っていた。