9月の世界小児がん啓発月間にちなんだイベント「灯り Tomori」が9日、富山市の富岩運河環水公園であり、キャンドル約千本の優しい光が会場を幻想的に彩った。

 会場となった公園の野外劇場には、運動のシンボルであるゴールドリボンの形を模してキャンドルが並べられた。県内の小児がん患者の家族らでつくる「小児がんのコト親の会」が、募金に協力してくれた人にレモネードを振る舞う「レモネードスタンド」を設けたほか、ファイヤーパフォーマンスのステージもあった。

 イベントは全国各地の名所を金色にライトアップし、小児がん患者やその家族を支援する「ゴールドセプテンバーキャンペーン」の一環。有志でつくる実行委主催。北日本新聞社後援。