魚津水族館の七夕イベント「うおすいで夢叶(かな)えちゃおう!」は23日、富山県魚津市三ケの同館であり、長野県佐久市から訪れた正木惟太さん(8)の家族がアザラシとの触れ合いを楽しんだ。
同館は6、7月に来館者から水族館で実現したい夢を募集。計33件が寄せられ、3組の願いをかなえることになった。「あざらしと友達になりたい」と応募した正木さんは、父の俊太さん(36)、母の睦実さん(37)、弟の穣太ちゃん(5)と参加した。
4人は同館で飼育される「まちこ」「ハル」の母娘2匹の特徴を飼育員から聞いた。1人ずつプールに移り、体にタッチしたり、サインを出して回転させたりして触れ合った。正木さんは「感触はスベスベしていた。かわいくて、仲良くなれたと思う」と話した。
最終日の24日は、他の2組がそれぞれクラゲの世話や水槽の清掃に取り組む。