第39回全日本大学女子野球選手権大会の開会式が22日、富山県魚津市のありそドームで行われた。15大学14チームが出場し、23日から日本一を懸けて桃山、天神山の両野球場で熱戦を繰り広げる。

 魚津高校吹奏楽部の演奏に合わせ、選手たちが力強く入場行進。全日本大学女子野球連盟の島健会長が「グラウンドで持てる力を存分に発揮してください」とあいさつし、村椿晃市長が激励した。

 昨年2連覇を果たした日本体育大(東京)が優勝旗などを返還。椙山女学園大(愛知)の鈴木結女主将(2年)が「仲間と一緒に野球ができる日々を誇りに正々堂々戦います」と選手宣誓した。

 前夜祭では各チームがステージパフォーマンスを披露して会場を盛り上げた。地元住民らによる飲食の振る舞いもあった。

 23日は1回戦6試合がある。富山大は午後1時から天神山野球場で、8強入りを懸けて跡見学園女子大(東京)と千葉商科大(千葉)の合同チームと対戦する。決勝は26日。

 大会は全日本大学女子野球連盟主催、北日本新聞社など共催。