「自由研究のまとめ方相談会・標本の名前を調べる会」が17日、富山市科学博物館(同市西中野町)で開かれ、児童が学芸員らからアドバイスを受けた。
自由研究を通して子どもたちに科学への興味関心を高めてもらおうと、同館が毎年開いている。物理や動物、化石など分野別に8ブースを設けた。児童は自分で採取した岩石や実験結果を記録した用紙を見せながら、学芸員や専門家にまとめ方について相談していた。
昆虫のブースを訪れた富山大付属小学校4年の笹山颯仁さんは自宅の近くに生息していたセスジスズメについて研究。「自分で調べたことが間違っていないか聞けて安心した」と笑顔を見せた。
同館では、自由研究の相談を随時受け付けている。