夏休みの自由研究の参考にしてもらおうと、パフェとかき氷の食品サンプル作り教室が14日、富山県富山市の地場もん屋総本店で開かれた。市内の小学生20人が趣向を凝らした作品を作った。
近年、食品サンプルが世界的に人気を集めていたり、初心者でも比較的完成度の高い作品を作れたりすることが話題になっている。
教室は食品サンプルアーティスト、滝川真弓さんが講師を務めた。参加者は材料の白い住宅用クリーム接着剤や着色したグリセリンなどで基礎部分を作成。飾り付けには、滝川さんが事前に塩化ビニールなどで手作りした果物や菓子類などを使用した。約100種類あるパーツから好きなものを選び、約1時間で本物そっくりのパフェとかき氷を完成させた。
家族5人で参加した富山市山室中部小2年、黒田健太さんは「初めてなので、とっても楽しい。パフェが大好きなので、また作ってみたい」と喜んでいた。