全国の高校生が高岡市の課題解決策を考えるイベント「変革祭~市長への挑戦状~」の最終発表会が11日、高岡市のウイング・ウイング高岡であり、グランプリの「城守賞」に中林華穂さん(高岡南高3年)、大場実茉莉さん(愛知県豊橋南高2年)、渡邊咲来さん(北海道夕張高3年)でつくるチーム「ハピハピ」が選ばれた。
15人が5チームに分かれ、9日から2泊3日の合宿を通じて活動した。最終発表会では高岡を活性化するアイデアを順に披露し、出町譲市長や協賛企業の担当者、参加生徒にアドバイスしてきたメンターの質問に答えた。
ハピハピは、高岡市と災害協定を結ぶ他県の自治体が、高校生の交換留学プログラムを行うことを提案。他県の生徒が高岡に滞在し、見つけた魅力や課題をプレゼンテーションすることで新たな学びや交流人口の増加につながるとした。
市長は「とても具体的で素晴らしい」と評価。中林さんは「自分たち若い世代が高岡をつくっていきたい」と話した。
イベントは「学生団体takaoka」が主催。メンターから贈られる「参謀賞」や、協賛企業4社からそれぞれ贈られる「協賛企業賞」も決まった。