すし文化を世界に発信して交流人口や関係人口を増やそうと、富山県と北九州市、JR西日本は8月26日に大阪で連携協定を結ぶ。締結を記念して「大阪夏の陣」と銘打ち、両地域のすしの食べ比べ試食会やトークショーなどを行う。知事が定例記者会見で発表した。

 県と北九州市は6月に「すし会談」を県庁で開き、両地域を結ぶ鉄路を生かして「すしのゴールデンルート」を構築することで合意。両地域のほぼ中間地点に当たる大阪で、JR西を交え協定を結ぶことにした。

 締結式は北陸3県のアンテナショップ「ホクリクプラス」が入る「KITTE大阪」で開く。「夏の陣」では来訪者に、どちらの地域に行きたいかアンケート調査も行う。

 8月15~28日には大阪駅に幅7・2メートル、高さ2・1メートルの大型パネルを掲示し、両地域のすしや観光をPRする。