第23回全国中学校ヨット選手権大会が8月1~3日、富山県射水市の富山県新湊マリーナ沖などで行われる。県内開催は2021年以来4年ぶりで市制20周年記念大会になる。10都県から21校、75人が参加し、地元の射北(射水市)は3年ぶり11度目の団体優勝を目指す。

 1日はクロスベイ新湊で開会式があり、2、3日に県新湊マリーナ沖でOP級、ミニシングルハンダー(MSH)級、シーホッパー(SH)級SRの3種目と団体戦をそれぞれ行う。

 射北の選手は30日、県新湊マリーナ沖で大会前の最後の練習に臨み、新湊高校の生徒がエールを送った。主将の松田怜也さん(3年)は「緊張しているが、支えてくれた方々の思いも背負って頑張りたい」と話した。

 全中ヨットは03年に始まり、射水市では旧新湊市時代を含め過去7回実施。24年も県内開催が予定されたが、能登半島地震の影響で高松市に会場変更した。

 全国中学校ヨット選手権大会連絡協議会、県セーリング連盟主催、北日本新聞社共催。

 【射北中の参加選手(かっこ内は学年)】◇SH級SR▽男子=カーン・サミール(3)◇MSH級▽男子=松田怜也(3)多田航星(3)▽女子=焼田悠禾(3)織田いろは(2)◇OP級▽男子=境良介(2)佐村木隆之介(2)▽女子=織田彩衣里(2)草嶋美羽(2)惣名結衣(2)峯希心(2)宮本栞李(2)山本菜愛(1)