富山市は、米紙ニューヨーク・タイムズの「2025年に行くべき52カ所」に選ばれたことを受け、すしに関する用語やすし店でのマナーを英語で紹介するパンフレットを作った。増加するインバウンド(訪日客)にすしの魅力をPRする。市内のすし店や富山駅周辺の宿泊施設などで配る。

 市が進める「すしのまちとやま」事業の一環。パンフレットでは、富山のすしがおいしい理由のほか、握りと軍艦の違いやすしネタの種類、「シャリ」「ガリ」といった用語、すし店での食べ方などを説明している。ますずしの作り方や歴史も紹介する。

 市観光政策課は「外国人がすし文化に触れるきっかけになればいい」と話している。