富山県の富山市は28日、ご当地マンホールを紹介する「マンホールカード」の英語版の配布を開始した。米紙ニューヨーク・タイムズの「2025年に行くべき52カ所」に同市が選ばれたのを機に、カードを求める外国人観光客が多く訪れていることから、新たに作った。

 既存のカード全7種類のうち「富山城と路面電車」「北前船廻船問屋森家」「越中八尾おわら風の盆」の3種類を英語で作成。それぞれTOYAMAキラリ、岩瀬カナル会館、越中八尾観光会館で配布する。各配布場所で1人1枚まで。

 市上下水道局下水道課の担当者は「たくさんの外国人、日本人観光客に手に取ってもらえたらうれしい。改めて下水道事業に関心を持つきっかけになるといい」と話した。