富山県氷見市の薮田地区地域づくり協議会は、8月2日の「ひみまつり」で展示飛行する航空自衛隊アクロバットチーム「ブルーインパルス」に感謝を伝えようと、巨大な横断幕を掲げる。23日、薮田コミュニティーセンターで氷見高校書道部がメッセージを書いた。

 ロール紙を貼り合わせた横断幕は縦10メートル、横17メートル。部員6人が黒や赤の墨、青の絵の具を使い、大きな筆で「氷見に勇気をありがとう!」と力強く書いた。主将の上田絵麻さん(2年)は「感謝の気持ちをいっぱい込めた。上空からぜひ見つけてほしい」と話した。

 まつり当日に地元の小杉漁港緑地で掲げ、住民たちが青のタオルやポリ袋を振って出迎える。同協議会は住民が結束して地域活性化や課題解決に取り組もうと、6日に結成したばかり。大石泰浩会長は「協議会として初の交流イベント。住民みんなで集まるきっかけにしたい」と話す。