来夏に富山県の富山市民球場で開催されるプロ野球「マイナビオールスターゲーム2026」の日程が、来年7月29日に決まった。23日に富山市のグランドプラザで開かれた関連イベントで、ボールシティとやまプロジェクト実行委員会長の藤井裕久市長が発表した。
グランドプラザでは、この日行われたオールスターゲーム第1戦のパブリックビューイングが開かれた。市長が、阪神のスペシャルアンバサダーを務める野球解説者、糸井嘉男さんと野球談義を繰り広げ、大会の期日と「あと371日」と表示された残日計を除幕した。
糸井さんは「オールスターは選手も楽しんでいる。来年を楽しみにしています」と話し、市長は「能登も富山もみんな元気になる大会にしたい」とアピールした。
会場では、野球体験ブースやオールスターのグッズ販売コーナーなども設け、約300人のファンでにぎわった。
来年の試合は能登半島地震の復興支援として、1996年7月以来30年ぶりに富山で開催される。実行委は富山市や県、北日本新聞社などでつくる。