古代のハス「大賀ハス」が富山県富山市梅沢町にある本陽寺の境内で咲き、8日は近くの幼稚園児が訪れ、直径20センチほどの淡いピンク色の大輪を興味深そうに眺めていた。

 大賀ハスは、植物学者の大賀一郎博士が1951年に千葉県内の約2千年前の泥炭層から種子を発掘し、発芽させたもの。同寺は62年から、その分根を境内のハス池で育ててきた。

 6月下旬から咲き始め、今月12日ごろまで楽しめるという。