富山県氷見市の民宿や飲食店が豊富な地元食材を生かした氷見三昧(ざんまい)御膳(ごぜん)でもてなす「“食都(しょくのみやこ)”四季を彩る氷見三昧」の実行委員会は27日、市役所で開き、7月1日~11月30日と来年2月1日~3月15日にキャンペーンを展開することを決めた。本年度は、秋に姉妹都市の静岡県島田市で出向宣伝を行うなど、より多くの県外客を呼び込むためのPRに努める。

 キャンペーンには18店舗が参加予定。期間中に氷見三昧御膳を注文した人に抽選で食事券を贈る企画を行う。PRポスターを更新するほか、長野など近隣県のメディアとも連携して情報発信する。

 氷見三昧キャンペーンは市内の民宿や旅館などでつくる氷見三昧倶楽部と市、市観光協会、北日本新聞社などでつくる実行委が企画している。

 氷見三昧倶楽部の菅田宏幸会長や市観光協会の松原勝久会長らが出席。実行委会長の立野北日本新聞社取締役西部本社代表が「氷見は海・山・里と食材の三拍子がそろっている。キャンペーンを通じて能登半島地震からの復興に向け、氷見の元気をアピールしていきたい」とあいさつした。