11月2日に開かれる県内最大のフルマラソン大会「富山マラソン2025」に向け、日本陸上競技連盟のコース検定が31日、始まった。初日は射水市庄西町付近の15キロ地点から富山市八町付近の35キロ地点までの距離を確認し、1日まで2日間の日程で42・195キロを検定する。
マラソンコースの公認期間は5年間で、2020年以来の更新となる。日本陸連の検定員は、距離を計測する機器を取り付けた自転車でコースを走行した。
今年は3区間を変更する。能登半島地震の影響で代替コースを設けた射水市の新湊漁港周辺を従来の場所に戻すほか、同市本江地区の約2キロは迂回(うかい)する。ゴール地点は西側に約430メートル移す。
大会は実行委と富山陸上競技協会主催。県と富山、高岡、射水の沿道3市、北日本新聞社共催。