富山県朝日町舟川べりの桜並木周辺で4月に開かれたイベント「あさひ舟川 春の四重奏」で、会期15日間(2~16日)の入り込み数が9万2322人だった。このうちインバウンド(訪日客)は過去最多の2万9242人を記録した。16日の町議会全員協議会で町商工観光課が報告した。

 入り込み数は、過去最多となった昨年(会期17日間)の11万2488人から減少した。桜やチューリップ、菜の花の開花時期がずれて「四重奏の景色」がそろわなかったことや、雨天が多かったことなどが影響したとみられる。インバウンドは昨年の2万4245人から増加し、全体の31・7%を占めた。

 このほか、駐車場やシャトルバスの利用者、出店者らから募った協力金は計1294万円に上った。