包丁感謝清祓祭(きよはらえさい)が13日、富山県高岡市の射水神社であり、県調理師会(釣賢一会長)の会員らが使い終えた包丁に感謝し、調理技術の向上や食文化の発展を願った。

 境内にある包丁献納碑の前で神事があり、同会の役員ら11人が出席。神職が祝詞を奏上し、釣会長が献納碑に包丁を納めた。巫女(みこ)が神楽「末広の舞」を奉納。出席者が玉串をささげた。

 同祭は高岡調理師会が1977年の献納碑建立を機に行っていたが、担い手不足などで2007年を最後に中断。県調理師会が22年に復活させた。