バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の富山グラウジーズ(東地区2位)は10日、福岡市の照葉積水ハウスアリーナでプレーオフ(PO)準決勝第1戦に臨み、福岡(西地区1位)を84-77で下した。2戦先勝方式で11日の第2戦に勝利すれば、B1復帰と決勝進出が決まる。

 前半から点の取り合いになり、富山は相手に高確率で3点シュートを沈められたものの、宇都やケネディが果敢にリングにアタックし得点を重ね、55-50で折り返した。7点リードで迎えた第4クオーター(Q)は、ホワイトの3点シュートが決まり一時最大12点リードした。終盤に相手の猛攻を受け、2点差まで詰め寄られたが、終了間際に高橋のスチールから悪い流れを断ち切り、逃げ切った。

 ダビー・ゴメスヘッドコーチは「試合の入りから選手全員が集中していた。明日もタフに戦いたい」と話した。

 第2戦も同会場で福岡と戦う。1勝1敗になれば12日に第3戦を行う。

富山 84 - 77 福岡
(1Q) 33 - 31
(2Q) 22 - 19
(3Q) 14 - 12
(4Q) 15 - 15
▽観衆 3811人