「超ティラノサウルスレースin氷見」が29日、富山県の氷見市芸術文化館の青空広場で行われた。出場者がカラフルな恐竜の着ぐるみで力走し、会場を盛り上げた。
タマゴ(未就学児)、幼獣(小学生)、成獣(中学生以上)の3部門に計103人が出場。60メートルを走る成獣の部は47人が予選と準決勝、決勝で競った。子どもに「絶対優勝して」とプレッシャーをかけられたという氷見市島尾の公務員、三島耕志郎さん(43)が優勝。「かっこいいところを見せられて良かった」と笑みを見せた。
タマゴの部ではレース途中でスタート地点の母親の元に戻る姿もあり、場内の笑いを誘った。幼獣の部の出場者は元気いっぱいの走りを見せ、同市朝日丘小学校2年の大野翔真さん(7)は「珍しい体験ができた。とても面白かった」と話した。
レースは、5月3~6日に同市芸術文化館が開く恐竜型メカニカルスーツを使ったライブショー「DINO-A-LIVE(ディノアライブ)超恐竜体験in氷見」のプレイベントとして企画した。ディノアライブ、超ティラノサウルスレースともに同市文化振興財団、同市、北日本新聞社など主催。