新川相撲甚句会設立30周年感謝の集いは26日、富山県魚津市のスカイホテル魚津で開かれ、会員が張りのある声で相撲甚句を披露し、にぎやかに節目を祝った。
臼井小五郎会長が「皆さんのおかげで30周年を迎えることができた。感謝している」とあいさつ。会員がステージに上がり、前唄「土俵のや」から順に、会の歴史を歌詞にした「30周年記念甚句」や「出世力士」など祝いの席にふさわしい演目をうたい上げた。「はーどすこい、どすこい」の合いの手で盛り上げた。呼び出しの隆二さん(大相撲伊勢ケ浜部屋)が櫓(やぐら)太鼓を披露。友好団体による舞踊や民謡のステージもあった。
新川相撲甚句会は1996年に前身の富山相撲甚句会魚津支部を設立し、98年に現名称になった。現在は新川地域の会員10人が稽古に励んでいる。