観桜の会が富山市宮尾の富山県民会館分館内山邸で開かれている。5日は茶会と日本舞踊の公演が行われ、来館者が歴史ある庭園に咲く桜を眺めながら、春の風情を楽しんだ。6日まで。

 県日本舞踊協会の会員7人が出演し、趣深い演目「夢」や「春の調べ」などをしとやかに踊った。茶会は茶道裏千家淡交会高岡支部が担当し、茶釜の桜川や炉縁の花筏(いかだ)など、花見にちなんだ道具でもてなした。

 期間中はソメイヨシノやシダレザクラがライトアップされ、夜桜をめでることができる。県と県文化振興財団主催、北日本新聞社後援。