富山県高岡市戸出吉住の永願寺で、約350品種のツバキが咲き誇り、ピンクや赤、白色などの花が境内の庭を彩っている。

 其日(きじつ)慶秀住職(70)が35年前から栽培している。赤色のヤブツバキや、花びらの先がとがった形の「まほろば」など、全国からさまざまな品種を集めた。庭木のほかに鉢植えも約100個あり、遅咲きの品種は今月中旬以降に見頃を迎えるという。

 其日住職は「花の色や大きさ、形の違いなどを見比べながら楽しんでほしい」と話した。見学の際は事前連絡が必要。電話は0766(63)1762。