春中ハンドで優勝した富山県勢の氷見西條男子は29日、同校で報告会を行い、応援への感謝を伝えるとともに夏の全国中学校体育大会(全中)での2冠を誓った。

 保護者や教職員約40人が迎える中、監督、コーチ、選手が入場し、ステージに上がった。荒屋誠校長や坂下嘉之育友会長が「歴史に名前を残すことができた」などと祝福した。

 大嶋賢監督が大会を振り返り、決勝については「終始苦しいゲームだったが選手たちがよく我慢し、最後まで気持ちで負けず、しっかり戦ってくれた」と語った。

 茨木颯介主将は地域や保護者、同級生の応援に感謝し「夏の全中では、3年生が達成できなかった2冠を目指して頑張りたい」と話した。