児童生徒を対象とする第1回全国ジュニアビーチボール競技大会が29日、富山県滑川市総合体育センターで始まった。ジュニア年代の公式戦としては初の全国大会。県内外の52チーム約250人が出場し、頂点を目指して白熱した戦いを繰り広げた。30日まで。
滑川市ビーチボール協会(沢谷由二会長)が、子どもたちの目標になるような大きな規模の大会が必要と考え企画した。県内の指導者や選手の保護者らが準備し、PR動画やチラシなどで県内外に参加を呼びかけた。
大会には県内と東京、愛知からチームが参加した。初日は小学、中学、高校のそれぞれ男女と、小学4年生以下(男女区分なし)の7部門でリーグ戦を実施。選手は声をかけ合い、鋭いスパイクやサーブを繰り出した。会場では家族らがうちわやメガホンを手に応援し、スパイクが決まると歓声が上がった。
30日は小学生の部の決勝トーナメントや、中学、高校生の部のリーグ戦の続きを行う。大会は来年以降も続ける。北日本新聞社後援。