バドミントンの元日本代表で、女子シングルスで昨年のパリ五輪に出場した大堀彩さん(28)が27日、自身のインスタグラムを更新し、マレーシアの男子バドミントン選手、オン・ユーシンさん(30)との結婚を発表した。
大堀さんはオンさんの投稿を共有する形で結婚を報告。オンさんは大堀さんの前にひざまずいて指輪を差し出す写真や大堀さんの左手に指輪をはめる写真を掲載し、「She said YES(彼女はハイと言った)」との投稿文を添えた。さらに「国も文化も生活スタイルも違う。私たちは長い年月をかけてお互いの生活スタイルに順応し、受け入れ、文化を理解することを学んだ(それでもいつもけんかしますけど)。私たちの永遠はきょうから始まります」とつづった。
投稿には28日朝時点で、10万件を超える「いいね」が付き、2人の知人やファンとみられる人からさまざまな言語で祝福のコメントが寄せられている。
大堀さんは福島県出身。富岡高2年生時の2013年にアジアユースで日本人初の優勝を飾り、世界ジュニア選手権では準優勝した。16年にトナミ運輸に入社し、18年に日本代表入り。24年のパリ五輪は初出場ながら8強入りと健闘し、同年限りで現役を引退した。