29日に富山市の高志の国文学館で開幕する「池波正太郎展 人間通のまなざし」のプレイベントが20日、同館で開かれた。富山いずみ高校書道部が池波さんの著作を題材に書道パフォーマンスを披露し、迫力の筆さばきで来館者を楽しませた。
1、2年生の17人がはかま姿で登場。池波さんのエッセー「日曜日の万年筆」の一節を揮毫(きごう)した。題材に選んだ言葉は、部員が池波作品を読み、話し合って決めた。保護者らが見守る中、力強く筆を走らせ、大きな拍手が送られた。会期は29日~6月9日。書道パフォーマンスの作品は同館エントランスに飾られている。北日本新聞社共催。