ほたるいかミュージアム(富山県滑川市中川原)は20日、今季の「ほたるいかの発光ショー」をスタートさせた。親子連れら大勢の来館者が生態を学びながら、神秘の光に歓声を上げた。
ショーの参加者はホタルイカが持つ三つの発光器や漁の様子を紹介する映像を鑑賞した。その後、水槽の前に集まり、約300匹のホタルイカを観察。スタッフが照明を落とし、水槽内の網を揺らして刺激を与えると青白い光が浮かび上がり、幻想的な雰囲気に包まれた。
滋賀県から家族4人で訪れた能勢陽莉さん(9)は「小さくてかわいい。青色のキラキラがきれいだった」と笑顔を見せた。
発光ショーは1時間に2回程度行う。期間は5月下旬までを予定している。
館内には生きたホタルイカに触れる「タッチプール」や水槽越しに記念撮影を楽しめるコーナーも設置されており、人気を集めた。