能登半島地震からの復興支援を銘打った中学生向けのバレーボール教室が16日、地震の被害の大きかった富山県氷見市で開かれた。都内のIT関連企業が主催したもので、女子バレー北京五輪日本代表の櫻井由香さんと、代表経験のある元Vリーガー、福山汰一さんが講師を務めた。
主催したのは、企業向けのソフトウエア開発などを手がけるサブスリー(東京都昭島市)。同社のバレーボールチームの森井章代表が氷見市のバレーボールチームと親交があり、氷見を元気づけたいと企画した。
同市の西條、北部、南部の3校の女子バレー部の生徒ら約30人が参加。生徒たちは会場の同市朝日丘小学校体育館に集まり、櫻井さんや福山さんからアドバイスを受けながら、基礎から応用までみっちり練習し、実戦形式のゲームで汗を流した。